寒波も少し緩み、多少は暖かな日差しが戻ってまいりました。
京の都は小春日和です。
どうも、ゆっちーぬです。皆さまご機嫌麗しゅう。
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水冷PC用クーラント購入事情
本日は年末に注文しておいたクーラント(水冷PCの冷却剤)が届きました。嬉しい限りです。
国内販売
日本ではクーラントの販売は少なく、しかも少々割高になります。たとえばこれ
THERMALTAKE Coolant1000 水冷キット用クーラーント 1,000cc 日本正規代理店品 HS1041 CL-W0148
Amazonではこれくらいの価格です。
他にもオリオスペックなどありますが、そもそもクーラントを販売しているところが少ないです。
海外販売
海外ではperformance-pcs(PPCS)やmodmymodsなど結構いろいろなショップで販売があります。
同じThermaltakeのCoolant1000でも、PPCSなら1割程度安くなっております。
ただし、海外発送なので、送料は当然ガツンと発生します。
それでも、濃縮のクーラントならば、もっと安く買えますし、重量が軽いので、送料も多少安くなるんです。
水冷PC用クーラントと車用クーラント(LLC)
実は、私も最初、車用のクーラント(LLC:Long Life Coolant)の方がめっちゃ安いやん! となり、そちらにしようかと思ってました。
古河薬品工業(KYK) ラクラククーラント 2L 緑 52-040
ほらね、こんなに安かったら、こっちでええやんってなるじゃないですか。
しかし、LLCには、赤、緑、青が定番で他の色が殆どありません。
私が探していたオレンジもあるにはあったのですが
この値段なら、普通の水冷PC用クーラント買うよ・・・となりました。
あと、最近流行りのパステルカラーのクーラントはLLCではできそうにありません。
そりゃ、車のクーラントは別に色なんて関係ないですもんね。
でも水冷PC用クーラントは魅せるクーラントじゃなきゃだめなんです! インスタ映えしないじゃないですか!(あくまでもアカウントは持っておりません)
水冷PC用クーラントの効果
防腐性
水って腐るんです。水冷PCのようにずっと同じ水を循環させているシステムで、温度も適温とくれば覿面です。
クーラントにはプロピレングリコールやエチレングリコールが入っており、防腐・不凍効果があります。
なお、エチレングリコールは毒性が強いため、扱いに注意が必要です。
絶縁性
水冷PCシステムで注意が必要なのが、電蝕です。
電蝕とはとても簡単に言ってしまえば、銅製のパーツとアルミ製のパーツのように、種類の違う金属パーツを水路内に配置した時に起こる、金属の溶け出しのことです。
(本来的にはイオン化傾向が異なる金属間で起こる電位差により、電流が発生し、化学反応を起こして溶け出します。電池に似た仕組みです)
その電蝕を防ぐために、水路内に電流が流れないように絶縁性が必要になります。
クーラントは基本的に絶縁性を持っていますが、かならずそれで電蝕が防げるわけではないようです。
必要性
防腐性と絶縁性、これがなければ水冷PCの水路システムはかなり危険です。
ただの水道水に色をつけたものなど論外で、精製水のみでも防げません。
また、クーラントの濃縮タイプには、250mlの濃縮クーラントと750mlの精製水といった混ぜ合わせるものもありますが、こちらも、水道水ではなく、精製水が絶対必要です。
精製水は安いので、高純度のものを買っておいたほうが良いと思います。
私もこれにしました。
PPCSから来たクーラント
それでは、たくさん頼んだので、どんどん紹介したいと思います!
Mayhems Pastel UV White
パステルホワイトは他の色に混ぜてパステルカラーを作り出すために多めに買いました。
Mayhems XT-1 Nuke Coolant Concentrate – UV Purple
なんだか、これを使用している画像を見たら、紫もかっこいいかもと、衝動買いです。
Mayhems Aurora Booster
Mayhems Aurora Booster – Silver × 3
これは、クーラントをヌラヌラと銀色っぽく見せる添加剤なんですが、動画を見てもらえれば、どんなのかすぐにわかると思います。
Mayhems Aurora Booster – 10ml – Gold
もしかしたらGoldもいるかなぁと思って、一本だけ。
PrimoChill Intensifier Transparent Fluid Dye – Blood Red
こちら、セールで$3でしたので、赤も使うかもと、とりあえず買い。
Thermaltake Premium Concentrate – Orange
大本命のオレンジはThermaltake製です。これにパステルホワイトを混ぜようと思っています。
XSPC ECX Ultra Concentrate Coolant 100ml – White × 3
こちらもパステルホワイト。安かったのと、ホワイトは何かと使うので、多めにと考えて。
Mayhems X1 UV Green Concentrate – 100ml
グリーンはオレンジの次の構成に使おうと思っているので、先に買っておきました。
FeserView Water Additive – UV Dye – Black/Blue 50ml
ブラック・ブルーは画像がかっこよかったので衝動買いです。
SysClean-HPD High Power Lime Scale Remover 50ml
英語オンリーのPPCS、いまいち分かっていないのですが、おそらくこれは水路の色替えなどで、色付きクーラントを掃除するためのものだろうと、適当にあたりをつけて買いました。違っていたら教えてください。
以上が今回やってきたクーラントたちです。
ほとんどすべてconcentrate、つまり濃縮タイプ。1Lタイプもあったんですが、送料がバカ高になるので、今回は濃縮で行きます。
まとめ
クーラントの必要性は今回、クーラントについて調べれば調べるほど、ひしひしと感じました。
水冷システムに水道水や精製水だけを流して、水枕が腐った、ラジエーターが壊れたという話は多いようです。
私もちゃんと調べておいてよかった。危うく「牛乳でいけるんちゃう?」となっていたところでした。
それでは、今日はこのへんで。アディオス・アミーゴ(・∀・)
パステル化ってナノ微粒タイプのホワイトチタンですよね・・
みんなこんなの入れてるんだ・・・
ならフリクションの常温帯域みたいなカプセルインクで
48℃以下で発色するカラーと他の色に少し混ぜたらグラデーションを発して
面白そうだけどミクロンとはいえカプセル型の顔料なので
持ってるけど詰ったらやだなww
コメントありがとうございます!
確かにパステルカラーはきちんと掃除?しないと詰まるようです。半年に一回は水抜きして、クーラントを洗い流す薬剤で回して、新たに入れ直すという作業が必要なようです。
しかし、それをするならまた水路を変えてみたいなという欲求にかられます。
そうなると、また違ったフィッティングにも目が行き・・・という沼にハマります。
いやあ、お金がどんどんなくなりますね\(^o^)/