水冷PCが渇水しているようです

京の都の水源は琵琶湖です。

今年は雨が少ない猛暑にもかかわらず、琵琶湖県からの渇水のご連絡がありません。

四国もうどん県を中心とした例年の渇水情報はありませんし、意外に降るべきところでは降っているのでしょうか?

ともかく、38~40度の気温は、ちょっと太陽のせいでアラブ人を撃ってしまいそうなので、そろそろ勘弁してほしいです。

さて、そんな猛暑の影響でもないでしょうが、3月末に注水したクーラントがかなり減っちゃってました。

満水時は、左側の傾いている方がてっぺんに届く程度の水位ですので、これはなかなかの渇水ぶりです。傾いているからわかりにくいですが、半分近くまで減っております。

うどん県で例えるなら、うどんを一日一食までしか茹でてはいけない令が出る頃合い。つまり、もう少しで暴動が起こるということです。

むざむざ水冷PCくんに暴動を起こされて、狼煙を挙げられるわけには行きません。ここは一つ、クーラント追加マシマシで行きたいと思います。

しかし、このパステルオレンジクーラント、実は濃縮オレンジと濃縮ホワイトを適当に混ぜて、精製水で割ったものでして、濃度が結構すごいんです。

水冷PCお披露目の記事でも触れましたが、水量計の水車が見えません。

本来なら、ハムスター小屋の例のカラカラのごとく、高速回転しているプロペラが見えるはずなのですが、クーラントが濃すぎて見えないのです。

なので今回は、新規にクーラントを作って(パステルオレンジクーラント)、注入するよりも、精製水のみをぶっこんで、多少色を薄くしようと目論みました。

そうなると、作業としては非常に簡単。リザーバーのここから、精製水を注ぎ込むだけです。

しかし、こいつなかなか経の小さな穴でして。

最初にここに注水したときも、普通の漏斗では大きすぎて入らず、漏斗の口をカッターで縦に切って経を縮めて、ガムテープで巻いて、自作漏斗を作り、それにて注水したのです。

ですので、普通に精製水についている漏斗付きチューブでは入りません。

そのため、今回はこちら、コーヒーポット先生に来てもらいました。

少々私っぽい何かが写り込んでいますが、華麗にスルーしてください。

このコーヒーポットはもううちに来てかれこれ十数年、実はコーヒー周辺機器ブランドで有名なKARITAの素敵ポットです。

彼の注ぎ口ならかなり細いので、リザーバーの細い穴にも入るはずです。

というわけで、早速・・・

おお、バッチリ穴に入ってます。このまま水を注げば、精製水がチューっと入っていくはず。

ガッ・・・。

ガッガッ・・・。

フレームに当たっとるがな!

ポットの口が大きくてフレームにあたり、角度がつけられません。コーヒーポットは底をかなり上げないと注ぎ口から水が出ません。

コーヒーを作る時はそれが利点になるのですが、水冷PCのリザーバーに精製水を注ぐ時はむしろ欠点になるようです。

「ちゃうねん、ワシ、コーヒー淹れるために作られとんねん。そんなん、欠点とか言われてもどないせいっちゅうねん」コーヒーポット談

と、いうわけで、コーヒーポット作戦は失敗、私はまた食器棚へヨチヨチ向かい、物色。

すると、あるじゃないですか、小回りが効く上に注ぎ口も小さい。

彼です!

南部鉄器急須!

なぜこんなものが家になるのかといいますと、実は一時期、お抹茶に凝っていた時期がありまして。形から入るタイプなので、1万円からする茶碗なんかまであったり。こんな小物まで揃えたりと、いろいろしました。(すでに抹茶ブームはすぎて、彼も茶碗もすでに棚の飾りになっております)

お抹茶を立てるときは、これを使って湯を注ぐのですが、彼は精製水にも対応しております。

では早速

おお! 測ったかのようにきれいに注げます。

さすが南部鉄器。汎用性抜群です。その気になれば暗殺器にもなります。

というわけで、注ぎ終わったあとがこれ

わお! たっぷりです。

でも、クーラントのパステルオレンジはノーダメージで、全く薄くなっておりません。水流計のプロペラも相変わらず見えない。

まぁ、パステルでやる時はそうなると予想できていたので、別に構いませんが。

渇水による熱暴走などが起こる前に、きちんと注水補給できて良かったです。

たまには短く、今回はこれで失礼します、それでは、アディオスアミーゴ(・∀・)

 


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