電脳逍遥愛好者のみなさま、お久しぶりでございます。
暑いのはマシンに良くないので、夏は好きではございません。
どうも、ゆっち@ショボンヌで御座います。
先の記事にてマイニングマシン自作用パーツが揃ったことをお知らせいたしましたが、どうやらマザーボードが上手く作動しないようで、返品ということに相成りました。
PCパーツにはさまざま相性があるのは知っておりますが、CPUとメモリの最小単位で電源投入しても、BIOSの画面すら立ち上がらないのは、さすがにマザーボードの不良なのではないかと疑い、購入先に連絡した所、返品対応いたしますとのこと。
実際にM/Bに電源投入後、powerSWピンからの通電をテスターで調べた所、電気は通っているので、電源の不備ではござらぬよう。そうなると、汎用的なCPUとメモリを使用しておる以上、畢竟マザーボードが故障としか考えられぬ状態と相成り申した。
やつがれの2日間、さまざまなケーブルの抜き差しと試行錯誤を繰り返して、指先の皮までめくれてしまい申したが、それもこういう自作PC作成にはよくあることと、諦め申しております。
この度、返品した商品がこちら
ASRock Intel H110 チップセット搭載 ATX マザーボード H110 PRO BTC+
で御座います。
このグラフィックボードは”変態”の名に恥じぬ、壮絶仕様でして、グラフィックボードがなんと最大13枚も搭載することができます。ASRockが満を持して世に問うた、完全マイニング仕様、マイニングマシン(これを世のマイナーたちはリグと呼ぶそうです)を作るためのみに特化したマザーボードになります。お名前にあるBTCはビットコインの略、またロゴのBに縦線のマークはビットコインのマーク、わかり易うございますな。
これだけの変態仕様となり申すと、それなりにタイトな調整が必要であり、内部の電力配分やトランジスタ、MOSFET、コンデンサ、抵抗などの微妙な調整が必要なほど、初期不良はどうしても多くなり申すもの。この度は返品いたしましたが、また買い求めようと存じ上げておる次第。
さらに、値段は少々上がりますが、こちら
BIOSTAR ULTRA PRO CRYPTO-MINING マザーボード TB250-BTC PRO
安定のBIOSTARが出しておる、またしてもBTCの名がついたマザーボード、こちらは12枚搭載が可能でして、”変態”には1枚及ばないものの、十分すぎるほどの搭載グラフィックボード数となり申す。
こちらのボードはASRockより割高なぶん、作りが良くできておると思われます。各PCIe1スロットごとにコンデンサが配置され、電力供給において、安定性を増している点、また物理的なスロット間の広がりにより、干渉を心配することなくPCIeスロットを使用できる点、この2点において、ASRockの13枚刺しに勝っておるのでは無かろうかと愚考いたす次第で御座います。
一度電源供給の不安定に悩まされたやつがれならば、やはり多少出費はあってもBIOSTARの方を試してみたいと思う今日このごろ。
明日は大阪日本橋へPCパーツ探訪の旅に出ますので、またみなさまへご報告できることもあるかと存じ上げ候。