どうも、ゆっちーぬです。ここ数日、ethreumやZcash、Moneroなんかが高騰したり、暴落したり、大変ですね。
今日なんか、まさかのripple(XRP)が高騰してます(笑)
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こちらが現状のマイニングリグ壱号機です。
(追記:マイニングリグ弐号機が完成しました! 詳細はこちらの記事から)
さて、マイニングPC(リグ)を組むのに、まず心配なのは、CPUやメモリ、またいちばん重要なグラフィックボード、電源、マザーボードなんかの相性ですよね。
買ったはいいけど、組んでみても動かない。これは悲しい。
私もこちらの記事にあるように、真っ先にマザーボードの不具合に出会ったりしました。
この度、そのような不安を払拭するため、とりあえずグラフィックボード6枚(Nvidia Geforce GTX 1070)で実際に動いている組合せを一気に紹介していきます。
全く同じ構成にする場合、高い確率できちんと動きます。(この世界に絶対に動くはありえないので言い切りません)
すでに長い記事になりそうな臭いがプンプンしておりますので、お覚悟の程を。一応、一気に紹介するだけなので、詳しいお話はのちのちの記事にしていきたいと思います。
(2017/8/27:加筆修正)
それではまず、何はなくとも必要なのがPSU、電源です。私はこちらを使っております。
こいつはなかなかの優れものでして、まずPSUの規格である80PLUS GOLDを取得、電源効率は高めです。
(80PLUSの電源効率の詳細についてはこちらの記事を参照してください)
そして、ケーブルが全てセパレートになっております。つまり、自分で(ある程度)自由にケーブルを刺せるわけですね。これはマイナーにとってはありがたいところです。さらに、保証期間が10年と非常に長い。
そして、750Wという二つ用意するとちょうど1500Wになるわけです。(1500Wの理由はこちらの記事を参照してください)
お次に大切なグラフィックボードです。
私が使っているのは、こちらが6枚です。なぜGTX1070かと申しますと、また詳説しますが、海外のサイトなどでの、マイニングパフォーマンスを見ていると、消費電力とマイニング力のバランスが一番良かったのが、これだったというわけです。
さて、次は私も一度失敗したマザーボードです。
結局これに落ち着きました。(これについては下記に修正記事があります)
6枚構成なら、こちらでも良い気がします。
どちらにせよ、変態ASRockはちょっと私には向いていなかったようです。上のPROは最大12枚までグラフィックボードが挿せます。下のは6枚まで。6枚構成で1リグをお考えなら、下のほうが安いし、いいと思います。
(8/27修正記事)
上記、BIOSTAR ULTRA PRO CRYPTO-MINING マザーボード TB250-BTC PRO
下記のBIOSTAR LGA 1151 プロセッサ対応 Intel B250 チップセット搭載 ATXマザーボード TB250-BTC
(修正記事終わり)
続いては、これも複数グラフィックボードにとっては重要になるライザーカードです。
ぶっちゃけ、ライザーカードはどこのでもいいのですが、絶対に注意してほしい点があります。それは、ライザーカードの安いものは、整流コンデンサがついていないのです。下記の写真を比較してみてください。
赤い丸の部分を見てください。下の写真のほうが安いライザーカードです。過電流保護用のICチップと整流用コンデンサ、あと数種類のチップ抵抗がありませんね。これでは電源供給が不安定になる可能性が高いです。また、まれに過電流により、グラフィックボードが故障することもあります。
ライザーカードを選ぶ時は、値段よりも、この部分を見てくださいね。
さて、どんどん重要度がさがってまいります(笑)でもこれがないと動かない、CPUです。
もう、ぶっちゃけ、これこそ安けりゃなんでもいい状態です。あ、でもさすがにこれ以上古いCPUはマザーボードの対応が不安なので、せめてここまでにしておいてください(笑)
ちなみに、BIOSTARのBTCシリーズにRyzen対応のものがありますが、間違えずにIntelのチップセットのもの(上記リンクはIntelチップセットです)にしてくださいね。
お次はこれもどうでもいい、メモリです。
どうでもいいとは書きましたが、BIOSTARにしろASRockにしろ、どうもマイニング用マザーボードのメモリ規格はDDR4みたいなので、DDR4の中で選んでください。DDR3などだと、ピンの規格が違うので、入りません(笑)
あと、メモリに関しては、OSをWindows10で運用する場合、8Gはあったほうがいいという意見もあります。たしかにWindows10を4Gメモリで動かすのは結構きついです。その場合は、こちらが安いです。
メモリに関してはDDR4なら基本なんでも動くと思います。大昔のように、メモリの相性が問題で動かないということはあまり聞かないです。
それでは続きまして、SSDです。
私はこのモアイを買いました(笑)120GBでもぶっちゃけ十分ですが、転用する時に120GBでは小さいと思い、また値段もそこまで変わらないので、240GBのものを買いました。ですから、120GBのほうでも全く問題ないと思います。
120GBは赤モアイです。
そして、こちらも無ければ動かない、OSです。
Windows10はドライバの関係で、同じメーカーのGPUを8枚までしか認識できません。Nvidiaなら、Nvidia8枚、AMDならAMD8枚といった感じ。ですので、マイニングPCをグラフィックボード6枚構成でいくならば、Windowsで問題ないと思います。
ただ、12枚構成にするなら、またこれは後の記事に書きますが、ethOSがいいと思います。
そうそう、大事なツールを忘れていました。これがないとデュアルPSUは動きません。
こいつです。すみません、Amazonじゃないんで、送料がそこそこかかっちゃいます。
これが必要なんです。
形状をご覧いただければほぼわかると思うんですが、これは二つの24pinATXケーブルを1つにまとめてくれます。タイミング同期してくれるので、サブのほうをONにしておいて、メイン(マザーボードの各種電源を供給している方)をONにしたタイミングで、サブも同時にマザーボードへ信号を発します。
これがないと、私の構成では動きませんでした。
1200W電源の一本構成でいくならば、必要ないと思います。
さあ、みなさま、こんなところまでお付き合い頂き、誠に恐悦至極、感謝の極みでございます。
本当に長い記事になってしまいました。しかし、各パーツの詳細はほとんど書いていません。それに関してはまた後日、改めて書きたいと思います。
また、これら、直接のマイニングPC作成用パーツ以外にも、リグとして稼働させるためにアルミラックやら、小さめのディスプレイやらサキュレータやらも揃えましたので、そちらの方もまた改めて記事にしたいと思います。意外にその他の揃えるものが多かったです。
とにかくまあ、以上のパーツを揃えて、くみくみすれば、基本的には稼働するはずです。少なくとも私はこの構成で動いています。
ただ、PSUからグラフィックボードへの電力供給にはかなり手間取りましたので、そちらの解説記事も書いていこうと思います。
嗚呼、なんだか、アレもこれも後から書く、後から書くで、誠に申し訳ないです。
できるだけ早くに、とにかく6枚で動いている私のリグ構成をそのまま再現できるよう記事を書いていきますので、何卒よろしくお願いします。