マイニングリグ弐号機構成

いよいよ年末も差し迫って参りました。もう三つ寝るとお正月です。

年末のお休みに入った瞬間に、お家でゴロゴロ、どうにもこうにもゆっちーぬです。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、しばらく離れていたマイニングリグの状況ですが、弐号機がすでに稼働しております。
今日はその紹介と洒落込みたいと思います。

Contents

実働中マイニングリグ弐号機


こちらが弐号機、ナイスな輝きです。

動作確認済マイニングリグ構成弐号機

マザーボード

まずマザーボードです。

MSI H270 PC MATE ATXマザーボード [第7世代Core Kaby Lake対応] MB3860
こちら、まさかのMSIマザーです。
GPUが4枚まで挿さります。5つのPCIeポートがありますが、4つ目のポートに挿すと2つ目と5つ目が使えなくなるという謎仕様です。
BIOSTARとASROCKのマザーはすでに試したので、何かいいものがないかなぁと探していて出会ったのですが、さすがMSI、なかなか良い。
3枚程度での運用なら、全く問題なく使えると思います。

電源

お次は電源です。
上の画像を見ればわかりますように、光ってます。インスタ映えです。
こちらを採用しました。

Thermaltake TOUGHPOWER GRAND RGB -750W -NON DPS- 80+GOLD
みんな大好き、インスタ映えNo.1(当社比)、キラキラメーカーThermaltakeです。
とはいえ、冗談で購入したわけではなく、ちゃんと80Plus GOLD認証を得ており、負荷100%時でも電源効率は87%です。

80Plusって重要なの? という疑問に対しておじさんがお答えします。まずは下の表を御覧ください。

電源負荷率10%20%50%100%
80 Plus80%80%80%
80 Plus Bronze82%85%82%
80 Plus Silver85%88%85%
80 Plus Gold87%90%87%
80 Plus Platinum90%92%89%
80 Plus Titanium90%92%94%90%

表を見てもらえば一目瞭然だと思われます。

例えば、750WのPSUを100%負荷で使う(750w使う)と、90%の電源効率でも675Wです。
つまり、100%の負荷率ではtitaniumでも675Wしか使えないということになります。

ただし、この場合の電気代はもちろん750W分になります。
われわれマイナーにとって電気代はもっとも気にかかるところです。
例えば80PLUSの無印を使って考えると、750Wの100%負荷では80%、600Wです。
titaniumと比べると75Wの損失、750WPSUの10%はロスすることになります。

もちろん、titaniumが一番いいのは分かっていますが、ここではPSUの購入コストも考える必要があります。
SilverStone Strider Titaniumシリーズ 700W 80PLUS Titanium認証 SST-ST70F-TI
thermaltakeのtitaniumは1000W以上のものしか見つからなかったので、silverstoneの700Wになりますが、お値段を見ていただければわかると思います。
(silverstoneのPSUも非常に優秀です)

このコストとパフォーマンスを考慮して出した答えが80PLUS Goldです。
マイニングリグとして使う以上、50%~100%の負荷率になることは容易に予想できます。
そうなると、その負荷率帯でおおよそ90%を出していながら、コストが90%台のもので非常にお手軽なのがGoldなのです。

Thermaltakeも以前紹介したCorsairのPSUと同様10年保証がついており、もしもの時も安心。
さらに、光る。
はい、そこが選んだポイントでした。

グラフィックボード

次に何度か紹介しておりますが、グラボです。

玄人志向 GEFORCE GTX 1070 GF-GTX1070-E8GB/OC/SHORT
まずは玄人志向


ASUS NVIDIA GeForce GTX1070 8GB TURBO-GTX1070-8G
お次はASUS


Manli GeForce GTX 1070 ツインファン冷却
そしていつものManli

これまでManli、ASUS、玄人志向、MSIのグラボを使用してきましたが、コスパで考えるなら玄人志向がやはり強いです。
ハッシュレートこそASUSのturboにわずかに及びませんが、値段を考えるなら、無視できる差です。

CPU

次にCPUですが、これは壱号機と同じのこちら

Intel CPU Celeron G3930 2.9GHz 2Mキャッシュ 2コア/2スレッド LGA1151 BX80677G3930 【BOX】
このCPUで全く問題なく二機とも稼働しております。

メモリ

お次はメモリ

CFD販売 デスクトップPC用メモリ PC4-19200(DDR4-2400) 4GBx1枚 288pin (無期限保証)(Ballistix by Micron) D4U2400BMS-4G
これも壱号機と同じものを使っております。
メモリに関してもethosでしたら4Gで十分すぎるほど。ただしDDR4でないといけないのは注意してください。

SSD

続きましてはSSDなのですが、実はethosでしたらUSBブートできますので、SSDは必要なく、USBメモリで事済みます。

Kingstonデジタル16GB ( 2パック) USB 3.0 (dt50/16gb)
別にKingstonの回し者ではないのですが、16GBでUSB3.0以上のフラッシュメモリがここ安いんです。

一応、SSDの代わりとして使うので、USB3.0を使用しております。BIOSTARのマザーもMSIのマザーもUSB3.0ポートがありますので、速度を気にせず使えます。
ethosにて使用しておりますが、全く問題なく稼働しております。

OS

そしてOSですが、こちらは言わずと知れたethosです。ethosについてはこちらに詳しく紹介しておりますので、参照ください。
Windowsでもいくつかのminerソフトを稼働してみたのですが、ethosほどのhashrateが出るものはありませんでした。
おそらく、OS自体のオーバヘッドが影響するのでしょうか。

Miningするならやはりそれ用のOSがいいのだなと感じた次第です。

その他

この他、以前の構成記事で紹介した、24pin PSU ATX 20+4ピン Dualcableライザーカードなども用意する必要がありますが、そちらは以前に紹介したものと同じものを使っております。

以上が弐号機の構成になります。
やはりGPUがもっとも重要ですが、何枚のGPUを稼働するかでマザーボードも変わってきますし、PSUも変わります。
弐号機は750W二台稼働させているのですが、おそらく消費電力は 3 × 150W + 200W(cpu+M/B) = 650W程度。
80PLUS GOLDなので、750Wで100%負荷としても652Wで足りてしまうんです。
一応余裕を持っての部分と、もう一枚GPUを追加しようと考えておりますので、二台用意という形にしています。

マイニングリグにはさまざまな構成があると思いますが、これも稼働しているリグ構成となりますので、ご参考になればと思います。

それでは今日はこのあたりで。アディオス・アミーゴ(・∀・)


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