冬将軍が暴れ過ぎで、日本全土が震える今日このごろ、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
イヌのゆっちーぬも、さすがに寒くて、こたつで丸くなっております。
お久しぶりの水冷PC計画、「水際イ号作戦」用のブツがまたまた届きましたのでご報告です!
Contents
M.2 SSD ヒートシンク
Aquacomputer kryoM.2 micro passive heat sink for M.2 2280 SSD
まずはこちら。
はて? なんでございましょう? という感じですが、これはM.2型のSSDのヒートシンクのセットなんです。
HDDとちがい、SSDはICチップにデータが読み書きされます。データのR/W(read/write)が行われるということは、結局電圧のOn/Offが高頻度で行われることになります。
HDDの磁気方式のディスクでしたら、実際のディスクの回転速度に対するエネルギーだけですので、そんなに発熱はしませんが、SSDは、CPUやGPUほどではないにしろ、発熱が多くなります。
箱型のSSDならば、表面積が大きいので、空冷作用が働きますが、チップが丸見えなM.2型のSSDは発熱をどこかで多少は逃してあげる必要があります。
そこで、こいつです。ヒートシンクをSSDにつける。なんて、1年前の自分が聞いても、なんのことやらとなりそうですが、やはり必要だと思います。
サーマルパッド
Thermal Grizzly minusPad8 オーバークロッカー向け高性能サーマルパッド TG-MP8-120-20-10-1R
そして、お次がこれです。
来ました、クマさん。
この界隈ではとても有名なthermal grizzly製のパッドです。
これは、先程のM.2型SSDヒートシンクとの接点を接着するパッドになります。
ICチップの発熱をどれだけそのままヒートシンクに伝えるか、これは非常に重要です。
オーバークロッカーの方が殻割り(CPUの中身を開ける)して、何をするかといえば、コアICのグリスを拭き取り、熱伝導効率の高いグリスを塗り直すのです。
たとえば、同じクマさんところのでいう、こういうグリスを塗り直すのです。
Thermal Grizzly オーバークロック用特別設計高性能熱伝導グリス TG-H-015-R
はい、めっちゃ高いです。高いですが、高いなりの仕事をします。
いっちゃってる方々になると
親和産業 ドイツ thermal grizzly社製 Conductonaut 液体金属 TG-C-001-R
こんなのに手を出してしまいます。ええ、グリスと言うか、液体金属です。そりゃ熱伝導すごいです。
しかし、SSDのICはそのままむき出されているので、基本的にはグリスよりもサーマルパッドをつけるようです。
最初のヒートシンクにも実はサーマルパッドがついています。写真の一番左に見えている海苔のような物体がそれです。
でも、そこはわざわざ水冷PCを作るくらいですから、こだわりたい!
というわけで、界隈で最強と名高い、クマさんマークのこのパッドを仕入れました!
水冷PC読本
そして、最後のブツはこれ!
@UNT2works氏の水冷PC読本!
これは水冷PC挑戦者には聖書といえます。ただ、総集編vol.1は品薄でオリオスペックにも在庫がないようで、入荷待ち状態です。
私は無謀にも、初水冷でいきなりハードチューブで作るので、下調べはしてもしても、し足りないくらいなので、どしどし勉強していきたいと思っています。
そんな私に、「こんな素敵な本があるなんて!」という状態です。
ただ、この本、ここまでの情報量と素晴らしさにもかかわらず、同人誌でして、一般書籍としては売っていないんです。
もしほしい方は、欠品が幾つかありますが、オリオスペックさんのこのページから購入できます。
まとめ
ちゃくちゃくと「水際イ号作戦」が進行しております。
水冷パーツはそろそろ着くかと思いますので、また一気にご紹介することとなりそうですので、よろしくお願いいたします!
ああ、早く全部揃えて作りたいです!
それでは、今日はこのあたりで。アディオス・アミーゴ(・∀・)